在宅勤務の騒音は、夜の騒音とは性質が違います。日中は「音を出す側」が正当なので、外の工事も上階の生活音も止められません。自分の側で対処するしかない。
音の種類で道具を変える
| 対策 | 相場 | 効果 | 手軽さ | コスパ | 向いている人 | リンク |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 防音イヤーマフ(NRR30dB前後) | 3,000〜7,000円 | ●●●●○ | ●●●●○ | ●●●○○ | 在宅ワーク中の工事音・話し声を遮断したい人 | 見る |
| 寝ながら使える薄型ノイキャンイヤホン | 8,000〜20,000円 | ●●●○○ | ●●●●○ | ●●○○○ | 低い唸るような音に悩んでいる人/在宅ワークの集中用も兼ねたい人 | 見る |
| ホワイトノイズマシン(スリープタイマー付き) | 3,000〜8,000円 | ●●●○○ | ●●●●● | ●●●●○ | 耳栓が苦手/目覚ましが聞こえないと困る人 | 見る |
| 防音すきまテープ(ドア・窓用) | 800〜2,000円 | ●●●○○ | ●●●●● | ●●●●● | まず安く試したい人/玄関ドアから廊下の声が入る人 | 見る |
判断はシンプルです。
- 低く連続する音(道路、室外機、換気扇、工事の重機)→ ノイズキャンセリング
- 人の声、突発的な物音(工事の打撃音、話し声、子どもの声)→ イヤーマフか耳栓
- どちらも混ざっている → ホワイトノイズで底上げする
話し声・打撃音にはイヤーマフ
防音イヤーマフ(NRR30dB前後)
相場:3,000〜7,000円 / 総合 ★★★★★ 3.7
耳栓と併用すると遮音量が積み上がる。日中の在宅作業向け。
こんな人に:在宅ワーク中の工事音・話し声を遮断したい人
良いところ
- 着脱が一瞬
- 耳栓と併用で効果が上がる
注意したいところ
- 寝ながらは使えない
- 夏は蒸れる
ノイズキャンセリングは低周波が得意な代わりに、人の声のような中高音には効きにくいという弱点があります。隣室の話し声や外壁工事の打撃音には、物理的に耳を覆うイヤーマフのほうが確実です。
さらに強力にしたいなら、耳栓+イヤーマフの併用。工業現場で使われる組み合わせで、遮音量が積み上がります。ただしインターホンも聞こえなくなるので、宅配の予定がある日は注意してください。
低音にはノイズキャンセリング
寝ながら使える薄型ノイキャンイヤホン
相場:8,000〜20,000円 / 総合 ★★★★★ 3
低音(車・エアコン・室外機)に強い。耳栓では取れない音向け。
こんな人に:低い唸るような音に悩んでいる人/在宅ワークの集中用も兼ねたい人
良いところ
- 低周波に強い
- 日中の作業にも使える
注意したいところ
- 充電が要る
- 高音域の話し声には効きにくい
音楽を流さず、ノイズキャンセリングだけをオンにする使い方が有効です。無音に近い状態を作りつつ、通話にもそのまま移れます。
集中が切れる本当の原因は「間欠音」
連続した音(エアコンの音など)には人は慣れますが、止まったり鳴ったりする音には慣れません。工事の打撃音が集中を壊すのはこれが理由です。
対策は「消す」より「埋める」。
ホワイトノイズマシン(スリープタイマー付き)
相場:3,000〜8,000円 / 総合 ★★★★★ 4
音を消すのではなく、耳障りな音を「masking」で目立たなくする。
こんな人に:耳栓が苦手/目覚ましが聞こえないと困る人
良いところ
- 突発的な物音が気にならなくなる
- 耳をふさがないので安全
注意したいところ
- 同居人がいると相談が必要
- 音そのものは消えない
一定のノイズを流しておくと、突発音との落差が小さくなり、意識が持っていかれにくくなります。イヤホンで雨音や環境音を流すのでも代用できます。
会議での音漏れ対策(自分が出す側)
在宅の会議は、自分の声が隣室に漏れる問題も生みます。
- 界壁から離れた位置で話す。それだけで届く音量が変わります。
- 窓とドアの隙間を塞ぐ。声は隙間から抜けます。
- 声を張らないで済むよう、マイク付きヘッドセットを使う。無意識に大声になるのを防げます。
防音すきまテープ(ドア・窓用)
相場:800〜2,000円 / 総合 ★★★★★ 4.3
音は隙間から入る。数百円で体感が変わる、コスパ最強の一手。
こんな人に:まず安く試したい人/玄関ドアから廊下の声が入る人
良いところ
- 1,000円前後
- 15分で施工完了
- 気密が上がりエアコンも効く
注意したいところ
- 厚すぎるとドアが閉まりにくい
- 粘着跡が残る製品がある
部屋側の対策も並行して
日中ずっと耳を塞ぐのは疲れます。窓からの音が主因なら防音カーテンの選び方、全体の優先順位は賃貸でできる防音対策12選を参照してください。